お店で食事をすると、シェフの工夫にえらく感心させられることあります。味はもちろんのこと、素材の組み合わせや盛り付けなど、プロのアイデアはやっぱりスゴイな、と。
このピクルスサラダもそのひとつ。10年以上前、東京の上野あたりで、ふらっと入ったワイン食堂で出会ったひと皿です。
ピクルスをベースに、南国フルーツ、生ハムがきれいに盛り付けられたそれは、まさに贅沢なごちそうでした。上品で、大人感覚な。
その皿にすっかり魅せられ、見よう見まねで作りはじめてから早10年、今ではすっかりお気に入りの定番メニューになりました。
ヘルシーで贅沢な気分になれる、大人のおつまみ。白ワイン、スパークリング、ビールなどととても合います。
歳を重ねると、食事も物事も、こってりよりもさらっとが好ましい。さらっとなごちそう、ありがたい存在です。
以下、作り方についての説明になります。
大人のピクルスサラダの作り方
<材料>4~5食分(数日ちびちび楽しめる量)
◆ピクルス具材(野菜)
・ダイコン:1/3本(中)
・ニンジン:1本(中)
・きゅうり:2本
・セロリ:2本
◆盛り付け用
・生ハム:ひと皿に3~4枚
・キウイフルーツ:ひと皿に1個
※ゴールド/グリーンお好みで
※マンゴーも美味しい
・オリーブオイル(仕上げ用)
◆ピクルス液
・酢:300cc
・水:150cc
・砂糖:大さじ2
・塩:小さじ1
・ローリエ:1枚
・粒コショウ:13~15粒
・クローブ:2~3粒
◇容器
・保存袋:1袋(大)
・保存容器:1ℓ用(瓶でも何でもOK)
<作り方>
ピクルスを仕込む
①具材(野菜)を切る
- ダイコン、キュウリ、ニンジンは乱切りに、セロリは斜め切りにする。
- ニンジン、ダイコンは1~2分程度茹でる。
※ピクルスに漬かりやすく、食感も優しくなる。
※ワイルド食感がお好みなら、茹ではスルーでもOK。
②ピクルス液を作る
- ピクルス液の材料を全て鍋に入れ、ひと煮立ちさせて冷ます。
③具材をピクルス液に漬ける
- 保存袋(大)に、1、2の野菜とピクルス液を入れる。
- 保存袋の口を閉めたら、冷蔵庫に半日~1日寝かせる。
ピクルスサラダを作る(盛り付ける)
- 大き目の皿に、漬けたピクルス、スライスしたキウイ、生ハムを彩り良く盛る。
- ピクルス液を少々とオリーブオイルを回しかけ、出来上がり。
※ピクルス液は、お好みで濃淡を調整してください。
【動画あります】
仕込む→待つ→盛り付ける→食べる、を一連にまとめたvlogアップしています。
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