「ラーメン仮面」背中を押さないゆるい励ましが魅力!

ラーメン仮面

ラーメン仮面。
インスタントラーメンマニアでもファンでもない私ですが、これを見た途端、ズキューン!
ハートに矢が刺さりました。
初めての出会いです。ラーメン好きの方は誰もが知っているのでしょうか?

ラーメン仮面は、福岡の吉井町にある老舗の素麺屋さん「長尾製麺」が製造しているこだわり麺商品のひとつ。あくまで看板商品は素麺。でも、でも、パッケージといい、ネーミングといい、おまけに価格といい、ラーメン仮面の存在はニッチに大きい気がします。

一人前300円 (税込:324円)

何と、価格は普通のインスタントラーメンの3倍です!
バターでいうなら「エシレ」、米なら純度の高い「こしひかり」の座に君臨するポジション。

でも、でも、躊躇なく、ジャケ買い。

味は「チキトン」と「たそがれトンコツ」の2種類があったので、「チキトン」を買ってみました。

ズキューン!ときたわりには慎重(^_^;)
「おいしいかわかんないしな」とか、
脳が失敗を恐れて、大人買いに警告サインを出してきたので、まず、一袋だけ。

ラーメン仮面
袋の中には、麺とスープ。
まっすぐな麺(そういえばパッケージにストレートタイプと書かれていたな)が折れないように、箱に入って振動をプロテクトしています。やっぱり、素麺屋さんの配慮ですね。

ラーメン仮面
麺がそこらへんのインスタントラーメンとは一線を画していますね。これだけ見ていると、ラーメンではなく、太い素麺、もしくはそばとも思えてきます。

ラーメン仮面
作り方のレクチャーがかわゆい。

ラーメン仮面
福岡ラーメンっぽく、ストレート麺と濃厚そうな白いスープ。具がネギのみ。高級素ラーメン、何か笑えます。チャーシューとか紅生姜とか、ゆで卵とか、用意しておけばよかったな、と思えば思うほど、素ラーメンぶりが凛々しく思えてくるのが不思議です。

ラーメン仮面
スープが麺にからむ!チキトンだから、チキンととんこつ。こっくりしていて、見た目よりは濃厚でいて、しつこい感じはなく、妙に美味しく感じてしまいました。

素材の味しか味わえない、素ラーメンならではの迫力(^_^;)

ストックしておいて、気持ちが落ち込んだ時なんかに、このパッケージを手に取ったら、そのゆるさと斬新さに元気もらえそう。災害時、いざ、という時の隠し玉として皆に配布したら、ちょっとは明るい気持ちになれるかも、と、思ったり。鍋と水と火が必要だから、それもセットで待機させておかないと。
活躍の場面、いくつも考えられそうですね。

ラーメン仮面を見ると、他のラーメンと違い過ぎて、その自由っぷりが、「まぁ、気にすんな」と励ましてくれているような気分になります。

やはり、これは、「クスリと笑えてしまうモノ」に認定せざるをえません。

最近、笑い不足に陥っている人への背中を押さない応援ギフトとしてもおすすめです。